海外進出支援事業
2.メコン経済圏の中のベトナム
ASEANビジネスでベトナムが有利な点は?
地理的優位性
メコン経済圏の中でも重要な位置を占めるハノイ、ダナン、ホーチミンをベトナムは持っている。
日本企業はベトナムと国境を接している地域に工場群を建てています。
理由はタイ、ベトナムの部材供給の容易さとベトナム、ラオス、カンボジアの安い人件費の確保が容易だからです。
そして、完成品はハイフォン港、ダナン港、ホーチミン港を経由して世界に輸出されています。
コスト的優位性
ベトナム人平均年齢28.2歳で若くて安い人材が手に入る。ラオス、カンボジアは一人当たりGDPは更に低く、安い人材が手に入る。
税率
経済特区による法人税の軽減(外国資本に対しても)
ドイモイ政策
社会主義路線の見直し、産業政策の見直し、市場経済の導入、国際協力への参加
- 経済成長率(2014年)6%で産業別では工業・建設業が7.1%増。
- 人口増加は1%台をキープ
一人当たりGDPを見てもタイはベトナムの約3倍です。
人件費がタイの1/3ということだけでも“タイプライスワン”の先としても製造業、非製造業でベトナムが注目されています。
ベトナム港湾配置図
タイプラスワンの展開先
2013年のメコン諸国の主要経済指標