海外進出支援事業
4.ベトナムのビジネスの現況まとめ
日系企業のベトナム人気と現状の進出企業の業種・業態をインターネットの検索でまとめました。
ベトナムオフショア開発を導入した企業の意見 |
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中国、インドに比べてエンジニアの人件費が安い |
親日である |
真面目で向上心がある |
中国と比べてカントリーリスクが低い |
この2年ほどでベトナムオフショア開発会社が急増している |
インフラ環境の料金などの物価が安い |
納品期日や品質に対する意識が高い |
ベトナムで日本企業サービスをしている企業53社をネットで調査した結果
業種 | 業態 | 会社数 |
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コンサルティング系 | 総合 | 25 |
会計・税務 | 5 | |
法務 | 8 | |
採用・人事 | 12 | |
M&A | 4 | |
オフショア系 | ラボ型 | 21 |
委託型 | 3 | |
アウトソース系 | コールセンター | 1 |
BPO | 3 | |
ドメインホスティング | 1 | |
調査系 | 市場 | 11 |
マーケティング | 9 | |
企業マッチング | 企業マッチング | 5 |
通訳・翻訳系 | 通訳・翻訳 | 6 |
視察 | 視察サポート | 7 |
渡航手続き | 1 |
実際にハノイ、ホーチミンを視察して2012年から3年間で非常に多くの企業が進出し日本語環境による開発スキルのレベルも向上しました。
また、インフラ環境も整ってきましたと感じています。
しかし、日本企業の上場企業が求めている品質レベルにはまだまだほど遠く、また上場企業の文化とセキュリティ品質はそれぞれバラバラです。
そこにレベルの低いベトナム企業が合わせるには非常にハードルが高く、それを指示するコンサルティング企業のPMOが必須になってきます。
FSCでは日頃から業務として高いシステムコンサルティング力を武器に上場企業の大きなシステム案件のファシリテーションを行ってきています。
そのため、視察だけではなくラボ契約したいと思っている企業のシステムを見直し何をオフショア開発に出すのが一番適切なのかを含めて一緒に検討することができます。
それが一番の強みだと感じています。
それはこの4年間のベトナム企業視察と日本企業の同行で確信しています。